何となく気になる直感力
説明できないけど何となく気になる時はないですか?
きっとそれは、直感力というものなのでしょうね。私にも特に感じていた時期があったと思います。
若い頃、車関係の会社に勤めていたのですが、毎日朝礼時に一言発言しなければいけなかったので「今日も1日頑張りましょう」みたいな事を適当に毎日言っていましたが、何となく気になるなぁ 大丈夫かな? と思う日があり、「皆さん、今日は1日車の運転に気をつけてください。」「車間距離に気をつけてください。」等と伝えるのですが、私がこういう発言をした日は何故か事故が起こる訳で・・・。
上司がら「おまえが発言をした日に事故が起こるから、おまえが事故を呼んでいるかもしれんから、2度と朝礼であの様な発言はするな」と言われてしましました。
私としては事故が起こるかもしれないから注意して欲しくて言ってるのになぁと思いながらも「私が呼んでいるかもしれないから、私が悪い」と思って、2度と言わないようにしました。
この様に説明はできませんが直感が強く働いていた時期がありました。どうも、私の直感力には強い時期と、それほどでもない時期があるようです。
この直感力を高める事ができれば、私は超能力者やノストラダムスもびっくりする予言者になれるのかもしれないですね。約20%が非常に敏感な人って事は、世の中には超能力者や予言者がいっぱいになりますね。非常に敏感な気質は素晴らし能力ですよね。
※上司の「おまえ」という発言は、今ならパワハラかも、しれませんが当時は問題視はされておらず、私も親しい中で発言だったので特に嫌な気持ちにはなっていませんでした。
嫌いな人には自分がいる
人を好きになりやすいなぁ⁉
何となく直ぐに人を好きになってしまうなぁと感じますか? 私は他人の良いところを見つけるのが得意です。「あの人の強みはあれだな」「私もあんな風になれないかな⁉」と観察をします。そして「私もあのフレーズ使って話をしてみよう」とか行動にうつしますよね。これって誰でも皆が思ってしている事ですよね。
私の場合「私には無理だ」と始めから諦めていることがほとんどです。とにかく自分に自信が無い。自分を肯定してあげられない。
私があのフレーズを使ったら周りの人たちはどう思うのかな? 変だと思われるよな!とか、周りが気になって何もできなくなります。そんなに気にしなくても良いと言われても気になるのです。
あーこんな性格嫌だ。子供の頃から性格を直さなくてはと思ってきました。そして何で直らないの!と自分を責めてきました。
今は性格でなく生まれ持った気質だと理解して、これが私なんだ。これが私らしさ。このままで良いんだ。と思えるようになっています。
では、
嫌いな人はいますか?
私はそう聞かれても直ぐに頭に浮かぶ人は少ないです。「あの人苦手だな」と思っても「あんな良いところがある」とも思って嫌いにはならないからです。凄く良心的に聞こえますが、実は嫌いな人はいます。
細かい事が気になり夜も寝ずに考えて私は結論を出しました。認めたくないけれど悲しい結論でした。
嫌いな人の嫌いな所に自分を見つけたのです。
例えば
・周りに振り回されている
・言うことをコロコロを変える
・自分を全面的に押し出している
・本人は出来ていないのに他人には求める
などです。
上2つは 境界線が上手く引けず周りの人の思いがドンドン入ってくる事で私に起こるのだと思います。
下2つはHHS型HSP によるものだと思います。
いずれにしても、結局は自分が嫌いという結論になりましたが、これって非常に敏感な私たちだけに言えるのではなく、誰にでも言えるのではないかと思います。
ただ、私たちはその事を深く、長く思い続ける事で体調を崩したりしてしまうだけで、特別な事ではないと思えるようになりました。ここまでたどり着くのに時間はかかりましたが、いっぱいいっぱい考えた自分を誉めてあげたいと思います。
非常に敏感な気質の私たちは特別では無い、ただ体調を崩すまで考え過ぎてしまうので、他人が入ってきにくい方法を知り防止すれば良いだけだと思います。
人は人。私は私。
これが、私と他人とを分ける合言葉です。
生きずらい理由がわかれば楽になる。
「どうしてこんなに生きにくいの?」と思ったことはありますか?
私は子供の頃から、よく約束を破られても「私と居ても楽しくないから約束を破られるんだ」「自分が悪いんだ」と思っていました。そして、約束を破った友達からは「約束を破っても怒らないよね」と言われ、また直ぐに約束を破られるを繰り返していました。
まだ、携帯電話のない時代だったので何時間も待たされたあげく友達は来ない事もよくありました。それでも私は「何か悪いことを私がしたからなのかな」と自分を問いつめていました。
大人になってからも、自分に自信が無く、自分を肯定できず、他人から何か一言言われる度に自分が悪いからだと夜も眠れなかった。
5年前、こんな私にも理解者が現れた「どうして、そんなに自分を過小評価するの?」「間違った事はしていないのに、何故謝るの?」と言ってくれて時々、お酒を二人で飲みに行くようになった。
私が「私なんか」と言うと、優しく怒ってくれた。とても心地よく楽しい時間になった。
私の事を理解してくれていると思える人が居るのと居ないのでは、かなり気持ちが変わった。認めて貰っていると信じられる事は、私が私の存在価値を認めるきっかけになった。
まだまだ他人軸での感じ方の表現ですが、HSP を知って「これだ」と心が軽くなった今は少しずつ自分軸で考えられるようになってきています。
たくさんの本を読んで今はHSP は特別では無いと思えたり、生まれもっての能力を有り難く頂戴して活かしていきたいと考えられるようになってきています。
今日は、きっかけになってくれた友人に感謝し、今の私を報告にお彼岸のお墓参りに行ってきます。
体の中まで敏感だった
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
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体の中の敏感さを感じた事はありますか?
私は医師から、「敏感やねー」と言われた事が、あります。もう25年も前の話になりますが、私が初めて頭部の手術を受けることになって、事前の検査でのエピソードです。
その頃は、その手術の前に鼠径部よりカテーテルを入れての検査がありました。鼠径部の血管から血管内に管を入れて行くのですが、医師の表情から感情は感じるし、遠くから見ている研修医は気になるし、とても落ち着かない居心地の悪い時間でした。
血管内を進んで行くのがわかるので、「右に行った 左に行った」と心の中で呟いていると、医師の「あれっ」みたいな思いが感じた後、血管内を戻ったり進んだりを始めて、私は「先生、どうしたの? 右に行きたいのに入らないの?」って言ったら、びっくりされて、「わかるの?」と返答があり、それからは「右に行った」「ちょっと戻った」とか医師に話をしながらの検査になってしまいました。
今思えば、非常に敏感な私だから感じたのかもしれない、同じ検査をされた方に話を聞いた事が無いので断定はできないが、医師の表情や感情は「何でわかるの?」っ感じたし「敏感やね」と言葉で言われた。
この様に、相手の思いが感じるだけでなく、痛み等の感覚も非常に敏感なのがHSP のようですね。
この検査で、医師より「ゴメンね、こっちの血管上手くいかなかったから、反対側を開けるね」と言われ、私の鼠径部の左右どちらにも穴が開けられてしまい、その後何時間も両方の鼠径部には重石を置かれ身動きできない一晩を過ごす事になりました。
その後、頭部の手術を何度か繰り返しましたが、カテーテルの検査はこの時の1度だけです。医学の発達に感謝申し上げます。
生きずらさにも良いことがある②
生きずらさを感じた事はありませんか?
生きずらくても良いことがありませんか?
私はあります。こんな私でも・・・
まず、こんな私と言っている事がマイナス思考になってしまっていますね。
では、私の数少ない恋愛について話していきたいと思いますが、この様な話をするのは
清水の舞台から飛び降りるくらい勇気がいる訳で、今もこんな事を書いたら後悔するのではないかと葛藤しています。
非常に敏感な人は、直ぐに人を好きになりやすいと本には書いてあるのを目にします。私は人を好きになりやすいとは考えていません。人を嫌いになりにくいと考えています。
嫌いな人、苦手な人は確かにいますがこの事については、またの機会に話をしたいと思います。
では、清水の舞台から飛び降りて本題にはいります。
私は私の周りの人たちが、だいたい(表現が変でごめんなさい)好きです。その中に私が持っていないものがキラキラと輝いて見える人がいます。持っていないものとは物欲では無く、性格であったり知識であんな風になりたいなと思える事です。
そこからは非常に敏感な気質を発揮して観察開始!きっとHSP でない人には、わからない事まで感じているのでしょう。中にキラキラが増していく人があります。この時に好きになったと思えるのです。
ここからアプローチしていくのですが、自分に自信がない、自信が持てない私でも非常に敏感な私は相手の気持ちや相手の考えが何となくわかるので上手くいくのです。こうやって私はあんな風になりたいなと思う人の側でたくさんの事を吸収してきました。
この様に文字にすると、狩人や吸血鬼に思えてきますが、あんな風になりたいと思う人の側にいる事は、自分磨きで誰でもしている事だと思います。ただ、私はHSP の能力を利用しているだけです。良いことがあると思えませんか? 少しマイナス思考からプラス思考に切り変えるきっかけになりませんか?
この私の行動からも私はHHS型HSPなのだと思います。
生きずらさにも良いことがある。
生きずらさを感じた事はありませんか?
生きずらくても、良い事がありませんか?
私はあります。周りの人たちの気持ちや行動がわかる事で、気持ちが落ち込んだり、イライラしたり、あげくには体調を崩したりとマイナスの面ばかりに目が行きがちですが、介護福祉士として仕事をしていると、利用者の考えている事が感じられるのは、共感力に長けていると言えるでしょう。
また、何をしようとしているのかがわかるということは、リスクマネージメントに繋がる訳です。お陰様で私は、利用者が私の前で大きな怪我をされた経験は記憶にありません。
「あー、あの人少しいつもと違うし注意しなきゃいけないなぁ」と思っていても、他業務で5分ほど離れた間に利用者が転倒してしまったという経験はあります。勿論、他職員には他業務に当たるので見守りをお願いはしているのですが、自分に自信がない私は、あの利用者を特に注意して欲しいとは伝えていなかったので、自分の失敗と重く受け止め何日もクヨクヨと思い眠れない夜を過ごした事はあります。
この様に、いつも周りに気を遣ってしまうので、かなりの疲労感はありますが、非常に敏感な人(HSP)は福祉の分野で活躍できるのではないでしょうか!
この様に、どうして自分は駄目なんだ! 全て自分が悪いんだ!と自分を肯定出来ずにきた私がプラス思考に少しだけなれたのも、HSP の概念に出会えたからなのです。
どんな職業の方でも、非常に敏感な気質のお陰で、危険から回避できたり、相手の思いがわかる事でちょっと得した事があるのではないでしょうか。
生きずらさは楽にできる③
生きずらさを感じた事は無いですか?
人前で涙が止まらなくなって困った事は無いですか?私はよくあります。
敏感すぎる気質(HSP)の為に、他人の気持ちが私の中にドンドン入ってきてしまいます。それ故にその人の悲しみや苦しみにも共感して、その人の以上に涙が出てきてしまうのです。
涙もろい事が、転職のきっかけになった事をお話したいと思います。
私は介護士として10年以上勤めていた職場を辞め、知人が新規に立ち上げる会社に転職して介護士として働く事にしました。
ある日、利用者が「家族が私の病気を理解してくれない」と愚痴を言われたのを聞いて私は涙が止まらなくなってしまったのです。
社長である知人からは叱責され、感情的になるのはプロでは無いと言われ、感情的になっている訳では無く涙もろい性格なだけだ等反論しながらも、自分が悪いと自分を責めて、余計に涙が止まらなくなってしまったのです。それ以降社長と他の職員には心を閉ざしていく事となり、その後も色々あって2ヶ月で8㎏体重も減り、精神的におかしくなり、持病は悪化し退職する事になりました。
今思えば、あの時にHSPの概念に出会っていたら、もっと上手く説明ができていたかもしれない。やりたい仕事を続けていけたかもしれないと思うと悔しいです。
発達障害やLGBT は少しずつですが、社会に認知されてきました。ここまでの道のりは長く険しい事だったでしょう。
非常に敏感な人(HSP)が認知される事を願います。そして、私たちの事を理解して認めてくれる人が増えていきますように。
一番大切な事は、私たちの自身が自分の生まれ持った気質が非常に敏感であることを知る。自己肯定できるようになり、他人との境界線を太く引き自他を分ける事ができるようになる事だと思います。