体の中まで敏感だった
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
- 作者: 武田友紀
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2018/07/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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体の中の敏感さを感じた事はありますか?
私は医師から、「敏感やねー」と言われた事が、あります。もう25年も前の話になりますが、私が初めて頭部の手術を受けることになって、事前の検査でのエピソードです。
その頃は、その手術の前に鼠径部よりカテーテルを入れての検査がありました。鼠径部の血管から血管内に管を入れて行くのですが、医師の表情から感情は感じるし、遠くから見ている研修医は気になるし、とても落ち着かない居心地の悪い時間でした。
血管内を進んで行くのがわかるので、「右に行った 左に行った」と心の中で呟いていると、医師の「あれっ」みたいな思いが感じた後、血管内を戻ったり進んだりを始めて、私は「先生、どうしたの? 右に行きたいのに入らないの?」って言ったら、びっくりされて、「わかるの?」と返答があり、それからは「右に行った」「ちょっと戻った」とか医師に話をしながらの検査になってしまいました。
今思えば、非常に敏感な私だから感じたのかもしれない、同じ検査をされた方に話を聞いた事が無いので断定はできないが、医師の表情や感情は「何でわかるの?」っ感じたし「敏感やね」と言葉で言われた。
この様に、相手の思いが感じるだけでなく、痛み等の感覚も非常に敏感なのがHSP のようですね。
この検査で、医師より「ゴメンね、こっちの血管上手くいかなかったから、反対側を開けるね」と言われ、私の鼠径部の左右どちらにも穴が開けられてしまい、その後何時間も両方の鼠径部には重石を置かれ身動きできない一晩を過ごす事になりました。
その後、頭部の手術を何度か繰り返しましたが、カテーテルの検査はこの時の1度だけです。医学の発達に感謝申し上げます。