生きずらい理由がわかれば楽になる。

 「どうしてこんなに生きにくいの?」と思ったことはありますか?

 私は子供の頃から、よく約束を破られても「私と居ても楽しくないから約束を破られるんだ」「自分が悪いんだ」と思っていました。そして、約束を破った友達からは「約束を破っても怒らないよね」と言われ、また直ぐに約束を破られるを繰り返していました。

 まだ、携帯電話のない時代だったので何時間も待たされたあげく友達は来ない事もよくありました。それでも私は「何か悪いことを私がしたからなのかな」と自分を問いつめていました。

 大人になってからも、自分に自信が無く、自分を肯定できず、他人から何か一言言われる度に自分が悪いからだと夜も眠れなかった。

 5年前、こんな私にも理解者が現れた「どうして、そんなに自分を過小評価するの?」「間違った事はしていないのに、何故謝るの?」と言ってくれて時々、お酒を二人で飲みに行くようになった。

 私が「私なんか」と言うと、優しく怒ってくれた。とても心地よく楽しい時間になった。

 私の事を理解してくれていると思える人が居るのと居ないのでは、かなり気持ちが変わった。認めて貰っていると信じられる事は、私が私の存在価値を認めるきっかけになった。

 まだまだ他人軸での感じ方の表現ですが、HSP を知って「これだ」と心が軽くなった今は少しずつ自分軸で考えられるようになってきています。

 たくさんの本を読んで今はHSP は特別では無いと思えたり、生まれもっての能力を有り難く頂戴して活かしていきたいと考えられるようになってきています。

 今日は、きっかけになってくれた友人に感謝し、今の私を報告にお彼岸のお墓参りに行ってきます。